Fおむすび店

「店舗における問題点」
1.ここ数年、回転寿司やスーパーの寿司の台頭で持ち帰り寿司に対する消費者ニーズの変化が急速に進展し、 売上が大幅に落ち込んできている。
2.現在は持ち帰り寿司S店として営業を行なっているが、以前は別のフランチャイズに加盟していた。 しかし売れないので現在のS店に加盟したが、やはり売上は思うように伸びないので悩んでいる。
3.売上の低下はそのまま客数の大幅な減少が原因である。そのような現状を踏まえて、何とか客数を上げることを考えたいと思っている。

「店舗改善に向けた対応策」
1.寿司という特性を活かした握りたての「おむすび」と「寿司」による、複合業態化に取り組む。
2.新店舗の経営コンセプトとして、持ち帰り寿司店から出来たて持ち帰り店への業態革新。
3.家庭代行業としての素性の見える純手作りデリカ惣菜店の展開。

「対応策導入後の成果」
1.おむすびを始めるようになってからは、特に客数の伸びが著しく、今までは一日平均10人~20人程度だったが現在は平日でも30人、土日曜日には70~80人の来店数と今までの約4倍に増加している。
2.店に対するお客様の反応は、お持ち帰り寿司を開店した時は割引目当てで、その後なかなかリピーターにならなかったが、今回おむすびに転換して、新規客のリピーターが増えている。
3.おむすびを始めるようになって、売上、客数の増加を目の当たりにし、このまま続けていけば確実に売れていくということを確信した。

T精肉店

「店舗における問題点」
1.現状、売上高は伸びているが、その割合的に卸売り比率が増加し、純店頭販売が減少している。その中で精肉部門は、常陸牛、ローズポーク、鶏肉等は積極的にPRを行い販売しているが惣菜部門がやや弱いため、惣菜部門の強化に向けて、何か新たな商品開発を行い店舗への来店者数を取り戻したいと考えている。
2.時代の変化もあるが、近くの企業に雇用されている女性が少なくなり、仕事帰りに立ち寄る人が減ったことも要因であるが、来店数が数年前の150~180人から現在は60~80人に減少してしまった。

「経営改善に向けた対応策」
1.「那珂湊コロッケの店頭幕」の設置と「常陸牛・奥久慈しゃも」の大看板を店頭に施すことによりT精肉店として の主張とオンリーワンを際だたせていく。
2.「揚げ立て・作りたて」を強調すべく、品書き看板を設置し、お客様からの注文を取りやすい形態にする。

「対応策導入後の成果」
1.一日の客数はそれまでの約80名から、現在は150名~180名に増大した。
2.那珂湊コロッケと那珂湊メンチによる客数増の相乗効果により、他の惣菜や一番見て貰いたかった精肉の売上アップにつながった。
3.今まで来たことがなかった新規の見知らぬお客様が、口コミで来店するようになった。
4.毎日、コロッケとメンチの仕込みに追われている。ちなみに惣菜部門の売上は、昨年の売上の3倍になった。

K日本料理店

「店舗における問題点」
1.一昨年11月から12月にかけて、ノロウイルスによる食中毒が起きたという新聞報道をされた。実際には保健所の立ち入り検査の結果、店内からはノロウイルスは検出されなかったが、その関係で12月は殆ど店を閉めた。そして、その噂は瞬く間に巷に広がってしまい、お客様が寄り付かなくなってしまった。それが影響して、一年以上経過した現在でも客離れが続いている状態である。
2.当店は敷居が高くみられており、一見のお客様や少人数のお客様が入らないため、このようなお客様をつかむためにはどうしたらよいか考えている。

「経営改善に向けた対応策」
1.新たなメニューによる業態化の取り組みによる、ノロウイルス嫌疑から脱皮する。
2.店格は保ちつつも、ここで食事をしたら、幾ら取られるのだろうと言った敷居の高さを改善する。
3.価格的にも安心で、しかも美味しく食べられる丼メニューを充実する。
4.食後の別腹狙いとして、新たに和スィーツメニューの導入に挑戦する。

 「対応策導入後の成果」
1.メニューにどんぶりやスイーツを取り入れたことで、今では新規のお客様がリピーターになった。
2.どんぶりとスィーツに取り組んでから家族連れや若い層のお客様が格段に増加した。
3.経営改革に取り組んで、売上高前年比118.9%・客数前年比108.4%・客単価前年比114.9%と大きく伸長した。