肉の○店

「店舗における問題点」
1.商工会の一店逸品事業への参加をきっかけに、店の経営方針等をもう一度考え直し、当店の逸品となりえる商品を開発していきたい。
2.近くにスーパーが開店するにあたり、そのスーパーは惣菜が強いため、当店の惣菜の売上低下に結びついてくることが予想される。
3.大型の公団団地内に位置する中で、住民の高齢化や絶対人数の減少により、売上が頭打ちの状態になってきている。

「店舗改善に向けた対応策」
1.近くオープンするスーパーの惣菜に対抗するべく、作り置きは一切やめ、スーパーでは出来ないであろう「作 りたてあつあつ惣菜」をメインに販売を行なっていく。
2.あえて「10分お待たせする惣菜」ということをクローズアップし、行列の出来る肉屋さんを目指す。
3.肉のO店の逸品として地域特産でもある「なまずの魚肉」を入れた、コロッケとメンチカツの開発に取り組み、オンリーワン化を狙う。

「対応策導入後の成果」
1.一店逸品事業の参加をきっかけに、新たな地域ブランドとなるような「なまずコロッケ」と「なまずのメンチカツ」の開発に取り組み、試行錯誤の末、販売出来る商品が完成した。そのコロッケとメンチカツを逸品カタログに掲載したところ、大きな反響を呼び、市内はもちろん、周辺市外地からもわざわざ買いにくるという状況となった。ちなみに伸長率は前年比120~130%と伸びている。
2.肉のO店の「あつあつ惣菜とおいしい肉」というコンセプトを明確にすべく、店頭幕を設置した結果、店の主張がお客様にも伝わり、団地以外からの集客につながっている。
3.近くには予定通りにスーパーが開店するも肉のO店の経営状況はおとろえず、2007年度には、埼玉県優良小売店表彰を、又2008年度には優良経営食料品等小売店全国コンクールで入賞するという栄誉にも輝いている。そして現在も経営内容は右肩上がりが続いている。

M和菓子店

「店舗における問題点」
1.当地で3代続く和菓子処として営業しているが、昨今の不景気や大型店の進出等により毎年、売上の低下が著しい。
2.商品を作る技術については自信はあるものの、その陳列方法や店づくりについて、分からない為、ただ並べているだけである。
3.M和菓子店としての逸品と言えるこれといった商品がないので、今回の一店逸品運動に参加することを機会に何か、店のオリジナル商品の開発を行ないたい。

「店舗改善に向けた対応策」
1.一店逸品運動の最大のコンセプトである、「店の顔づくり」強化に向けて、店舗ミニリニューアルを行う。
2.店の顔づくりに伴ない、店内レイアウト、商品陳列、季節感あふれる店頭ディスプレイを徹底する。
3.一店逸品運動への参加をきっかけにM和菓子店ならではのオリジナリティ溢れる逸品を創出、又は開発に取り組む。

「対応策導入後の成果」
1.一店逸品運動のコンセプトである「店の顔づくり」として全面的に店内外及びケース内におけるリニューアルを実施した。その結果、老朽化した店舗にも関わらず、見違えるような店舗に生まれ変わり、季節感や商品提案力がきわだった。なお、お客様からも絶賛の声をいただいている。
2.一店逸品運動への参加をきっかけに従来から販売していた大福(1ヶ80円)を、小豆・餅・甘さ・形態等、一から見直し新たに「さかいの赤豆大福」とネーミングを付け、外には店頭幕を設置して、M和菓子店の逸品としてデビューした。
3.店の顔づくりへの取り組み、単なる商品陳列から商品提案型へ、そして地域ブランド化を狙った新たな売れる大福への取り組みを実践した結果、年間152%と大幅な伸びを示した。又、和菓子の弱い8月においても220%増という顕著な伸びを示した。
4.今までは地域内のお客様が中心で営業を行なっていたが、一店逸品運動参加後、地域外はもちろん、県外からも大福のウワサを聞きつけ、来店するようになった。